物件概要書

不動産売却の流れ

2023.07.04

物件概要書は、不動産物件の基本的な情報をまとめた資料です。これは通常、不動産取引に関与する全ての当事者にとって重要な参照資料となります。

物件概要書には以下のような情報が含まれることが一般的です。

1. 物件の基本情報
   これには物件の住所、土地の面積、建物の面積、構造、築年数、間取り等が含まれます。
2. 価格と財務情報
   物件の販売価格、予想される経費（管理費、修繕積立金、税金等）、過去の販売履歴や評価額などが含まれます。
3. 地区情報
   物件が所在する地区の制限やルール（建築規制、用途地域等）、近隣の施設（学校、公園、商業施設等）についての情報が含まれます。
4. 法的情報
   物件に関連する法的な問題や制約（敷地内の権利関係、建物の法的な制約等）が含まれます。

物件概要書は、購入意志を持つ買主が物件について理解を深め、適切な決定を下すための重要なツールです。また、この情報は不動産仲介業者や金融機関が物件の価値を評価するためにも使用されます。