マンション一括査定サイトのおすすめ10選！

これからマンションを売却しようと考えている人の中には「マンション査定を依頼したいけどどこに依頼すればいい？」と悩んでいる人もいるでしょう。

結論、マンション査定を依頼するなら一括査定サイトがおすすめです。

この記事ではマンション査定サイトについて下記のような内容を解説します。

ネット上には多くのマンション査定サイトがあるため、どこを利用すればいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。しかし、マンション査定サイトごとの特徴を理解しておくと、自分にあったものを選べるようになります。

マンション査定サイトとは

マンション査定サイトとはマンション査定に必要な情報を入力するだけで、手軽にマンションの査定を依頼できるサービスです。登録料や利用料金は一切必要なく、完全無料で利用できます。

マンション査定サイトには一括査定と査定シミュレーション（AI査定ともいう）の2種類があります。一括査定サイトは複数の不動産会社と提携しているため、一度に複数の不動産会社から査定してもらえるといった特徴があります。

一方、査定シミュレーションとは、過去の売買履歴や近隣の物件状況などを参照にしてAIが査定額を算出するツールです。個人情報を必要としないため気軽に利用できますが、査定額の精度は高くありません。

ほかにも、自分自身でマンションの査定をする方法や、不動産会社に直接査定を依頼する方法も選べます。

それぞれの違いを理解してマンション査定を進めましょう。

マンション査定シミュレーション

査定シミュレーションとは、過去の売買履歴や近隣の物件状況などを参照にしてAIが査定額を算出するツールです。情報を入力するだけで簡単に査定額を算出できるほか、不動産業者とのやり取りがないため手軽に使えます。

マンションを売る時期を決めていない人はもちろん、現在の資産価値を知る目的で、誰にでもおすすめできる査定方法です。

しかし、あくまでシミュレーションに過ぎず、査定額は不動産会社が査定する方法に比べて精度は下がります。すでに売却を決めていて、売却活動を始めたい人には向かない査定方法です。

マンション一括査定

一括査定サイトは複数の不動産会社と提携しているため、一度に複数の不動産会社から査定してもらえるのが特徴です。

査定シミュレーションと違い、人が査定額を算出するため精度が高い査定方法です。また、不動産会社ごとに査定額が違うため、比較検討できます。

連絡先や個人情報の入力が必要なサイトが多く、不動産会社とのやり取りが発生する場合もあるので、相場を知っておきたいだけで連絡先を知られたくない人は注意が必要です。

不動産会社に直接依頼するマンション査定

一括査定サイトを介さずに不動産会社に直接査定を依頼すると、自分に合ったサービスを提供している不動産業者と効率的に交渉できます。

直接依頼は不動産会社としても他社に取られる可能性が低く、熱心に対応してくれる可能性が高い点も魅力です。支店や窓口が近く相談しやすい不動産会社を選べば手間がかかりません。

しかし、中古のマンションは決まった価格がないため、少しでも高く売るためには複数の不動産会社に査定を依頼して比較するのが基本です。他社と比較する場合、個別で交渉する必要があるため手間がかかります。

自分で調べるマンション査定

マンションの売却価格は、オンラインサービスを利用すると自分自身でおおよその金額を調べられます。国土交通省が運営している土地総合情報システムを使えば、過去の不動産売買におけるアンケート結果を基にした情報をオンライン上で閲覧可能です。

また、同じく国土交通省指定の期間が運営するREINSでは、不動産会社から収集した取引情報が掲載されています。

いずれのサイトも、実際に不動産が売却された成約価格が分かる点が特徴です。同じマンションの売買履歴や、同じ地域で似たような間取りのマンションの取引を確認できれば、おおよその相場価格が推測できます。

中でも掲載数の多いREINSは個人で調べる際にはおすすめです。詳しくはおすすめのマンション査定サイト10選の項で解説します。

マンション査定サイトがおすすめな理由

マンション査定を成功させるためには、一社ではなく複数社へ依頼する必要がありますが、マンション一括査定サイトなら簡単に複数社への依頼が可能です。

マンション査定時に複数社へ依頼する理由は、査定額を比較し適正価格を把握するためだけではありません。

マンション一括サイトを使うメリットを理解すれば、マンション売却をより深く理解できます。

マンション売却の相場が分かる

マンション査定サイトを使えば複数の不動産業者による査定額を簡単に依頼できるので、売りたいマンションの相場が感覚的に分かります。

マンションに限らず、不動産の査定額は不動産会社によって違いがあります。不動産会社ごとの査定額は、売りたいマンションに関して持っている情報量はもちろん、会社ごとの営業力の差によって高くなったり、低くなったりするのです。

マンション一括査定サイトを使い、たくさんの不動産業者の査定額が一度に分かれば、高く売ってくれる不動産会社に出会いやすくなります。また、おおよその平均価格が分かるため、売却額の目標が立てやすい点も魅力です。

マンション査定を手軽に申し込める

マンション査定サイトは、オンライン上で必要事項を入力するだけで査定額が分かる手軽さもおすすめできるポイントです。また、一回の情報入力でたくさんの不動産業者にまとめて依頼できるので、時間がない人でも効率的に査定結果がわかります。

不動産会社に自ら問い合わせる必要がないため、まだ売る時期を決めていない人でも依頼しやすいマンション査定の依頼方法です。

無料でマンション査定を依頼できる

どんなに多くの不動産業者に一括して査定を依頼しても、原則無料で査定結果を得られます。不動産取引における仲介報酬は成功報酬に近く、実際に売買が成立しない限り費用は発生しません。

マンション査定のサイトでも同様で、同時にたくさんの不動産業者とやり取りしたとしても、契約を結んで売買が成立するまで費用はかからないのです。マンション査定サイトなら、まだマンションを売るか迷っている人でも、気軽に査定を依頼できます。

不動産会社を比較できる

マンション査定サイトは複数の不動産会社と接点が持てるため、不動産会社選びで失敗しにくい点も魅力です。

一社だけに依頼した場合、査定価格が適正かどうかわかりづらいですが、複数社と比較できると、明らかに相場からずれている査定額はすぐにわかります。

マンションを実際に売却したいのであれば、査定後に不動産会社とやり取りを進めますが、一括査定を利用している場合、不動産会社も他社と競合している点を意識しているので、交渉を進めやすい点も魅力です。

マンション査定をする意味

マンションの売却価格に決まった金額はなく、売主が自由に設定できます。では、なぜマンション査定をしなければならないのでしょうか。

適正価格で売却できる

マンション売買は金額が大きく、適正価格を調べないと数百万円単位で損してしまう可能性もあります。中古のマンションには決まった価格は存在せず、築年数や状態、立地条件といったさまざまな要素で常に変動します。

売却価格は売主が決められますが、相場価格が分からないと全く売れなかったり、安値で売って損をしたりする場合もあるのです。

相場が分かれば、効率的に損をせずに売却を進められるため、マンション査定は大切です。

マネープランを立てられる

マンションがどれくらいの金額で売れるかどうかを事前に知るのは、将来のマネープランを立てる上でも大切です。

まず、マンションのローンが残っている場合、売却額で残債を返却できるかどうかの予測が立てられます。特に住み替えの場合は、どれくらいの資金が用意できるのかが分かるため、計画を立てやすいです。

まだ売るつもりがない場合でも、資産として具体的な金額を見える化すると、将来の計画を立てやすい点もマンション査定が重要な理由です。

マンション査定サイトの選び方

マンション査定サイトは不動産会社が運営しているサイトや、IT企業が運営しているサイトもあり、種類や特徴もさまざまです。マンション査定サイトはどんな基準で選べばよいかを解説します。

提携している不動産会社で選ぶ

マンション査定サイトは不動産会社と提携して運営されています。利用する前に「どのような不動産会社が提携しているのか」「どれくらいの数の不動産会社が提携しているのか」を確認しましょう。

近所の不動産会社へ依頼したくても提携していないという場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

一括査定サイトの中には3,000社以上もの不動産会社と提携しているところもあります。提携している不動産会社が多いほど、相性がいい不動産会社を見つけやすくなるメリットもあります。

同時に比較できる数で選ぶ

サイトによって同時に比較できる不動産会社の数に制限があり、多ければ多いほどメリットが増えます。一度に比較できる不動産会社の数は、多いサイトで10社～15社程度です。

比較できる数が多いと、相場が割り出しやすく、相性のいい不動産会社と出会える可能性も高まります。

机上査定に対応しているかで選ぶ

実際にマンションへ訪問せずに、入力したデータだけでおおよその査定額を算出する机上査定に対応していない場合もあります。マンション査定サイトには、売りたい人と不動産会社を仲介するだけを目的としたサイトもあるため確認が必要です。

机上査定に対応していないサイトは、不動産会社とすぐに繋がれるメリットがあり、マンションを早く売りたいと考えている人に向いています。不動産会社ごとの、おおよその査定額の違いをとりあえず知りたい人は、机上査定に対応しているサイトを選びましょう。

対応エリアを確認する

マンション査定サイトは全てのエリアに対応しているわけではないため、自分のエリアが対応しているか確認しておきましょう。全国対応と謳っているマンション査定サイトでも地方の田舎になると、提携している不動産会社がなく、対応できない場合もあります。

また、マンションに限らず、都心部の不動産は大手不動産会社が一手にになっているケースも多く、地方になるほど地元の中小企業が強い傾向にあります。マンション査定サイトでも提携している不動産業者の違いで、都心部に強いサイトと、地方に強いサイトで傾向が分かれている場合があるので、売りたいマンションに合わせて確認しましょう。

マンション査定サイトの使いやすさやサービスの充実度で選ぶ

マンション査定サイトを選ぶときは、サイトの使いやすさも注目したいポイントです。

マンションに限らず、不動産売却する際は多くの専門用語が出てくるため上手く使いこなせない人もいるでしょう。

しかし、サポート機能が充実しているマンション査定サイトなら安心して利用できます。ユーザー目線のサービスが充実しているかどうかに注目してみましょう。

相場検索機能があるか確認する

地域や駅名で平均相場を検索できるサイトは、情報量の多いサイトの証です。提携している不動産業者が多いマンション査定サイトほど、相性のよい不動産会社に出会える可能性は高まります。

実際に不動産会社が算出した査定額と、サイト上で検索した相場額を比較できるので、査定額の信憑性が高まる点も、相場検索機能のメリットです。

サポートの充実度で選ぶ

マンション査定サイトでは、サイトごとにさまざまなサポートが設けられています。マンションの売却時期はまだ決まっておらず、不動産会社と連絡を取る段階にない人でも、不動産査定サイトが仲介役となって疑問や不安に応えてくれると安心です。

要望を入力できる

マンションの一括査定依頼時に要望を入力できるサイトなら、不動産会社に対してマンション査定サイトが仲介して要望を伝えてくれます。

マンション査定サイトを利用すると、不動産会社から連絡がくる場合があります。要望が伝えられれば、連絡は電話を避けて欲しいとか、資料の送付はしないで欲しいといった希望も伝えられて安心です。

もし要望が無視されたとしても、要望に応えてくれない不動産会社を見分けるツールとして使えます。マンションをすでに売りたいと考えている人でも、個々の要望を伝えられると、契約までがスムーズに進むため便利です。

悪徳業者を排除する仕組みがある

不動産会社に対してルールを設け、ルールが破られた場合はペナルティを課す仕組みがあると安心です。また、クレームが一定数を超えた不動産会社を排除するルールや、勧誘がしつこい不動産業者に対して、断りの連絡を代行するサービスを提供しているサイトもあります。

マンション査定サイトごとに排除方法のルールや、悪徳業者に遭遇してしまった際の対応は異なります。口コミも確認できないような小規模な不動産業者と契約する可能性があるなら、悪徳業者に対するマンション査定サイトの対応も確認しておくと安心です。

アドバイザーサポートがある

電話やメールで直接質問に応えてくれるサービスがあると、安心して不動産業者を探せます。査定を依頼するオンライン入力の際に、上手く入力できなかったり、分からないことがあったりしても、電話窓口があるとスムーズに査定を依頼できます。また、不動産会社とトラブルがあった場合でも、中立の立場でサポートしてくれると安心です。

おすすめのマンション査定サイト10選

ここではおすすめのマンション査定サイト10選を紹介します。マンション査定サイトごとにさまざまな特徴があり、おすすめできる人が異なるので、それぞれの違いを理解して査定に進みましょう。

イエウール

イエウールは東京証券取引所上場企業の株式会社Speeeが運営する、不動産一括査定サイトです。感覚的な操作画面から、60秒程度で不動産の一括査定を依頼できる手軽さと、独自のマッチングアルゴリズムが評価され、成立件数は年間20万を超えています。

特徴

イエウールは2,000社を超える不動産会社と提携しており、大手から地域密着型の不動産会社まで幅広く対応している一括査定サイトです。

多くの不動産会社と提携することで、エリアカバー率は業界No.1となっています。マンション査定を依頼するときはチャットボットが案内してくれます。

初めての人でもわかりやすくスムーズに依頼できる点が魅力です。

また、悪徳な不動産会社を排除するシステムも導入されているため、安心して利用できます。2022年1月の東京商工リサーチ社「不動産一括査定サイトランキング調査」では、利用者数、提携会社数、エリアカバー率で3冠を達成している、信頼度の高い一括査定サイトです。

おすすめの人

地方のマンションを査定したい人で、売却時期が決まっている人や、売却活動を始めたい人におすすめです。

高いエリアカバー率を誇り、ほかのマンション査定サイトで査定してくれる不動産会社がなかった人でも、マッチングする可能性が高いです。また、掲載する不動産業者ごとの特徴やアピールポイントが分かりやすくまとめられているため、自分に合った不動産会社を見つけられます。

机上査定、電話問い合わせに対応していませんが、悪徳業者を排除する仕組みがあり、人気もあるサイトのため、優良不動産会社を早く見つけたい人に向いています。

不動産会社に査定を申し込むと、キャンセルを代行するサービスはありません。売却時期が決まっていない人や、とりあえず机上査定額を調べたい人には向いていないマンション査定サイトです。

すまいvalue

すまいvalueは不動産業界の大手6社が共同で運営している一括査定サイトです。

すまいvalueと提携している不動産会社は下記の6社です。

特徴

不動産会社が直営している点が最大の特徴で、大手不動産会社6社が査定をする安心感が魅力です。

比較できる不動産会社は6社だけですが、合計で900店舗以上の支店があり、全国の査定に対応しています。特に都心部に強く、業界最大手の企業なので抱えている顧客も多く、販売力の高さが魅力です。

実際に契約を結んで売却活動をスタートしてからも、大手ならではのサービスが多くサポートも充実しています。全国対応ですが地方部は弱く、田舎や山間部は対応できない場合もあります。

幅広いネットワークを持っている大手だからこそ囲い込みが起こりやすく、魅力の低いマンションはなかなか売れない可能性もあります。また、大手不動産会社に共通するデメリットですが、仲介手数料もしっかりマニュアル化されている場合が多く、値引きを引き出しにくいです。

おすすめの人

都心部や大都市に住んでいて、大手不動産会社に任せたい人に向いています。机上査定が可能で、売却意思がなくても気軽に利用できます。

まずはおおよその資産価値を知りたい人にもおすすめです。

また、6社どこを選んでも安心できる大手不動産会社なので、販売力が高く効果の高い広告も出してくれます。また、売れなかった場合の買取り契約や、売却時の税務相談といったサービスも多彩で、煩わしい売却活動を一手に任せたい人にもおすすめです。

スーモ

スーモはリクルートグループの“リクルート住まいカンパニー”が運営している不動産のポータルサイトです。不動産ポータルサイトの中ではトップクラスの知名度を誇ります。

テレビCMも流れているので知っている人も多いですね。

特徴

提携不動産会社2,000超が魅力で、都心部から地方まで幅広く対応しています。

不動産会社情報が充実しており、地域や店舗数はもちろん、提供しているサービスで絞り込める機能が利用できるため、相性のよい不動産会社を見つけやすい点も魅力です。また、電話番号を入力せずに申し込めるほか、要望も入力できるため安心です。

同時査定は10社と外のサイトと比べて多く、大手から中小企業まで幅広くカバーしているため、効率的に査定額を比較できます。また、売却活動を開始すると、スーモのサイト上で広告を掲載できる特典も付いています。

三井のリハウス、東急リバブル、住友不動産販売といった一部大手不動産会社に依頼できない点はデメリットです。

おすすめの人

スーモのマンション一括査定は、自分に合った不動産会社を見つけたい人に向いています。スーモの魅力は、自分がこだわりたい条件で不動産会社を絞り込めて、サイト上で不動産会社ごとの特徴を比較できる点です

スーモを使えば自分が納得がいくまで不動産会社を調査できます。

また、電話番号を伝えずに机上査定もできるため、営業電話が苦手な人にもおすすめできます。ほかの一括査定サイトを利用する人でも、不動産情報を調べたり、より多くの査定を受けたりしたい人の2つ目のサイトとしても利用しやすいマンション一括査定サイトです。

Home4u

Home4u（ホームフォーユー）は、NTTグループが運営する一括査定サイトです。2001年に初の不動産一括査定サイトとして誕生しました。

特徴

20年以上の歴史があるHome4uは年間利用者数1,000万人以上・累計査定件数45万件以上の実績をもっています。提携している不動産会社も2,000社以上と業界トップクラスに充実しています。NTTグループの高セキュリティで個人情報を保護しているため、安心して利用可能です。

サポート面では、不動産売買のプロによる電話窓口が設置されており、分からないことを相談できますし、万が一トラブルがあっても安心できます。

電話で入力の代行も実施してくれるので心強いです。

個人情報に関する取り組みも強化されており、一般財団法人日本情報経済社会推進協会による個人情報の取扱い審査をクリアし、個人情報流出の心配が低い点も魅力です。また、20年以上のサイト運用で培った独自基準で、悪徳業者を排除してるため安心して利用できます。

不動産売却に関するマニュアル本が無料でもらえるサービスもあり、マンション売買の知識に不安がある人にとってはうれしいサービスです。

一度に比較できる不動産会社は6社までと標準的な数で、最大手の不動産会社である三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブルと提携はありません。

おすすめの人

実績とサポートの手厚さが魅力のHome4uは、マンション一括査定サイトの利用に不安がある人におすすめです。

サイトの使い方はもちろん、不動産売買に関する疑問も電話ですぐに相談できるほか、NTTグループが厳選した不動産業者で悪徳業者に当たる可能性も低く、個人情報保護における取り組みも充実しており、安心して使えるマンション査定サイトです。

ライフルホームズ

ライフルホームズは東証プライム上場の株式会社LIFULLが運営する、日本最大級の不動産ポータルサイトです。テレビCMでもよく流れている知名度の高い不動産ポータルサイトで、不動産の一括査定も可能です。

特徴

ライフルホームズは3,800社以上の不動産会社と提携しており、大手から地域密着型の不動産会社まで幅広く対応しています。

業界トップクラスの不動産会社提携数で、それぞれの特徴もサイト内で分かりやすく解説されています。同時に一括査定できる数は10社と多く、大小企業問わずに満遍なく査定結果を比べられる点も魅力です。

また、独自基準をクリアした不動産会社のみ掲載しており、不動産情報サイト事業者連絡協議会（RSC）が定めたルールを守っているサイトとして登録されています。個人情報保護に関してもサイト内での入力情報は、ISO27001と呼ばれる国内規格に基づいて厳格に管理されており安心できます。

会員登録をすれば匿名での机上査定も可能なほか、専門アドバイザーへ電話の無料相談も可能です。

一括査定以外にも、マンション相場を地図上で確認できるプライスマップや、過去の売買価格などの履歴が確認できるアーカイブ機能も提供されています。査定シミュレーションも用意されており、マンション査定額を手軽に調べられるサービスも充実しています。

参照元：RSC不動産情報サイト運営規約

参照元：一般財団法人日本品質保証機構　ISO27001

おすすめの人

一度に多くの査定を取って、自分で不動産会社を納得いくまで選びたい人に向いています。

ライフルホームズは情報量がとても多く、比べられる情報も他社サイトを圧倒しています。また、個人情報保護や情報の正確性も信頼ができるため、時間をかけてでも納得いく不動産業者と出会いたいと考えている人にはぴったりです。

マップ上でおおよその参考価格を表示する機能や査定シミュレーションといった、多彩な機能が充実しており、一括査定を依頼するかまだ迷っている人にもおすすめできます。

また、匿名での査定も可能で、離婚調停や財産分与といった特殊な事情がある場合でも、プライバシーを守りながら査定ができる点も魅力の1つです。

三井のリハウス

画像引用元：​​https://www.rentracks.jp/adx/r.html?idx=0.56227.332874.2566.3895&dna=59384

三井のリハウスは三井不動産リアルティが運営する不動産売買サービスです。一括査定はできませんが、HPから簡単に査定を依頼できます。また、査定シミュレーションも可能です。

特徴

三井のリハウスは2022年の不動産取扱高で日本一を誇る、最大手不動産会社です。店舗数も290以上を構え、広いネットワークが特徴です。

支店は全て直営店でフランチャイズ店がない点も安心できます。

三井のリハウスでは累計取扱件数は100万件以上の実績があり、大手企業ならではの安心感ときめ細かなサポート力が魅力です。例えば、建物調査や補修、緊急時の駆けつけ、設備修理といった売主と買主からの相談に無償で対応する360°サポートは大手ならではの魅力的なサービスです。

また、買取りサポートサービスでは、三井のリハウスが仲介して、マンションを高く買い取ってくれる不動産会社を探してくれるため、すぐにマンションを現金化したい人も効率的に買取りを依頼できます。

三井のリハウスの営業担当者は2人以上のチームで担当してくれるほか、全員宅地建物取引士の資格を取得していて安心です。また、不動産売買に役立つコラム記事なども公開されています。

不動産最大手で取扱数も多く安心できる点は魅力ですが、一括査定サイトではないので、他社と査定額を比較できない点はデメリットです。

参照元：2022年の不動産仲介の取扱高や手数料収入（2022年9月発表）

おすすめの人

三井のリハウスは、業界最大手に査定から売却までお任せしたい人に向いています。従業員教育も充実している企業なので、当たりはずれが少なく、マンション売却をスムーズに進めたい人におすすめです。

売却時のサポートも満載で、マンション売却に関する知識が全くなくても安心できます。誰もが知る業界最大手で、査定額も相場と大きく違う可能性は低く信頼できるため、地方の不動産会社と交渉する材料としても有効です。

ただし、大手不動産会社ごとの比較をしたいなら、三井のリハウスが他社と共同して運営しているすまいvalueの利用がおすすめです。また、一部対応していないエリアがあります。

おうちクラベル

画像引用元：​​https://realestate-od.jp/assessment/

おうちクラベルはソニーグループのSREホールディングスが運営する一括査定サイトです。

特徴

最大同時依頼数15は他社を圧倒する多さで、おうちクラベル最大の特徴です。提携している不動産会社は約1,400社で、多数の大手の優良企業と提携しています。

不動産価格推定エンジンと呼ばれるSRE AI Partnersが共同開発したAI査定システムは、膨大な不動産売却情報を参考に学習を重ねる独自ソリューションで、高精度な査定額が評判です。マンションAIレポートと呼ばれるツールも魅力で、一括査定を利用する前でも情報を入力すると、売却額の推移を照会できます。

運営会社のSRE不動産は片手仲介専門の不動産会社で、売主と買主どちらかとしか仲介契約を結ばないため、囲い込みの心配がありません。

SRE不動産に仲介を依頼できるマンションなら、売主の利益最優先で売却活動をサポートしてくれます。

また、おうちクラベルを利用して不動産会社と契約した場合に最大3万円分のAmazonギフト券をプレゼントといったキャンペーンも開催しています。

おすすめの人

都心部でマンションをなるべく高く売却したいと考えている人に向いています。他社と比べても圧倒的に多い最大同時査定15社は、不動産会社が集中する都心部で特に効果的です。たくさんの不動産会社をまとめて比較でき、より高い売り出し価格で売却活動を始められます。

おうちクラベルはもともと都心部の情報が豊富で、事前に相場を確認しておきたい人も活用できるサイトです。全国に対応しているため地方の人も使えますが、具体的な提携者数を公表しておらず、対応地域に偏りがあるため、場所によっては15社同時査定のメリットを活かしきれません。電話サポートは実施していないため注意しましょう。

REINS（レインズ）

REINSは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構という公的機関が運営する不動産取引情報提供サイトです。

日本の不動産会社が仲介する大部分のマンションはREINSに登録されています。

特徴

REINSでは地域ごとに絞り込んで、過去1年間の不動産売却価格をオンライン上で確認できます。売りたいマンション地域以外でも、間取りや築年数をはじめとしたマンションの査定額に影響する条件を絞り込んで検索も可能です。

調べられるのは査定金額ではなく、実際にいくらで売れたかどうかなので、売却価格を想像しやすい情報サイトです。また、直近1年間にデータが限定されているので、最近の相場観も併せて確認できます。

しかし、売買が盛んではない地方や、人口が少ない地域は取引自体が少ないため、参考にしにくい場合がある点はデメリットです。REINSは一括査定サイトではないため注意しましょう。

参照先：国土交通省指定不動産流通機構「レインズ・マーケット・インフォメーション」

おすすめの人

まだマンションを売るつもりはないが、大体の売却相場を知りたい人におすすめです。売りたいマンション内で1年以内に売買があれば、売却履歴が確認できる場合があり、精度の高い査定額が可能です。

これから一括査定を申し込む人でも、相場価格がどれくらいかを把握できていると、不動産業者と契約を結ぶ際も、売り出し価格の設定をはじめとした売却活動をスムーズに進められます。

IESHIL（イエシル）

画像引用元：​​https://www.ieshil.com/

IESHILは株式会社リブセンスが運営する、マンション特化型不動産一括査定サイトです。ビッグデータを活用した新時代の査定額算出が魅力で、2015年に運用が始まったばかりの新しいサービスです。

特徴

9,000万件にも及ぶマンション売買履歴を基に、リアルタイムで参考価格を算出できるサービスが魅力です。

IESHILはマンションの部屋ごとの相場価格まで算出できます。

IESHILは不動産会社ではなく、マネージャークラスの営業担当者を紹介する仕組みで、宅建士や不動産仲介歴10年以上のアドバイザーが在籍しているため、不明点があった場合もすぐに相談できます。

ほかにも安心して利用できるサービスとして、不動産会社が売主と買主両方から仲介手数料をもらうために、他社には紹介しない囲い込みをする企業を排除しています。また、不動産会社とのやり取りの代行も依頼可能で、一括査定後もサポートしてくれる点が他のマンション査定サイトとの大きな違いです。

少し残念な点は、対応しているエリアが少ないことです。IESHILは下記の1都3県にしか対応していません。

また、同時に一括査定を依頼できる数も3社までと、少ない点はデメリットです。

おすすめの人

対象地域のマンション相場を知りたい人であれば、みんなにおすすめできるサービスです。誰でも簡単に、リアルタイムで相場価格を確認できるため、不動産会社に依頼するつもりがない人でも手軽に使えます。

また、質の高い営業担当者に出会える仕組みなので、不動産会社よりも営業担当との相性のよさを重視したい人にもおすすめです。無料相談窓口もあるので、不動産売買に関する知識がなくても、IESHILのスタッフが中立的な立場でサポートしてくれます。

知識がない人でも安心して利用できるマンション一括査定サイトです。

サービス提供地域と取扱商品をマンションに限定したことで、使える人は限定的ですが、その分条件に合っている人みんなにおすすめできるサイトです。

すまいステップ

画像引用元：https://sumai-step.com/

すまいステップは2020年にサービス開始したばかりの新しい一括査定サイトで、イエウールと同じ会社によって運営されています。

日本最大級のマンション仲介サービス「マンションマーケット」と業務提携しており、安心して利用できます。

特徴

厳選された不動産会社と、担当者を紹介してくれるマンション一括査定サイトです。紹介してくれる担当者は、宅地建物取引主任者、不動産売買の仲介歴が5年以上といった独自ルールをクリアしている、質の高い担当者を紹介してくれるため安心して利用できます。

提携不動産会社は1,000社程度と少なめなのは、優良不動産会社のみを厳選した結果です。宅地建物取引士監修の記事が豊富で、マンション売却に関する情報収集もできます。

すまいステップは各都道府県の都市部に特化しているほか、一括査定の他にも査定シミュレーションや手取り金額シミュレーションなどの不動産売却に役立つツールが充実しています。

おすすめの人

すまいステップは不動産会社選びに失敗したくない人におすすめです。年間売買成立20万件を達成しているイエウールと同じ運営会社ですが、たくさんの提携不動産会社から比較できるイエウールと比べ、すまいステップは安心度の高い不動産会社が厳選されています。

イエウールでも、もともと悪徳業者を排除する仕組みがありますが、すまいステップはさらに厳しい条件を設けた新しいサービスです。イエウール経由で査定した不動産会社は信頼度が高く、紹介される担当者もレベルが高いため、不動産会社選びに失敗したくない人にはおすすめです。

しかし、一度に4社しか比較できない点はデメリットで、少しでも高く売りたいと考えている人はほかの一括査定サイトも検討しましょう。

マンションの査定方法

マンション査定サイトからできる査定にはいくつか種類があり、不動産会社を介さないAI査定をはじめ、不動産会社に依頼する場合も査定方法を選べます。また、それぞれで査定額が出る時間やかかる手間、精度も異なります。

マンションを売りたい時期に合わせて自分にぴったりの方法を選びましょう。

机上査定

机上査定はマンションの情報を基に、不動産会社が査定をする方法です。簡易査定とも呼ばれ、時間も手間もかからないため、とりあえずマンションの相場を知りたい人にもおすすめできます。

机上査定を一括で依頼できるマンション査定サイトなら、オンライン上で情報を入力しただけで、不動産会社がすぐに査定額を算出し、メールや電話で知らせてくれます。机上査定は実際にマンションの状態や周辺状況を見ずに査定するため、査定精度が低い点はデメリットです。

訪問査定

訪問査定は、不動産会社の担当者が実際にマンションの状態を確認して査定額を算出する方法です。マンション居住部の管理状態はもちろん、共用部の状況や周辺環境までを把握してから査定額を算出します。

机上査定よりも手間はかかりますが、より正確な評価を得られるほか、担当者に不明点を確認しながら販売戦略も立てられるため、実際にマンションの売却活動を始めたい人に向いています。

手間や時間がかかるだけでなく、不動産会社と連絡を取る必要もあるため、まだマンションを売るつもりがない人には向いていません。

匿名査定

匿名査定は名前や正確な住所を不動産会社に伝えずに査定をする、机上査定の一種です。マンション査定サイトから一括で机上査定を依頼する際のサービスの1つで、個人情報を隠して依頼できる点が魅力です。

一括査定を依頼すると、たくさんの不動産会社に個人情報が渡ってしまうため、担当者から一度にメールや電話で連絡が来る場合があります。匿名査定であれば煩わしい電話対応をしなくて済みますし、個人情報が悪用される心配もありません。

匿名査定はマンションを売るつもりがなくても、興味本位で査定してみたい人でも気軽に利用できます。しかし、不動産会社に伝えられる情報が少ないため、机上査定よりも精度が落ちる場合があります。

AI査定（シミュレーション）

AI査定や査定シミュレーションはマンション査定サイトが保有するデータを基に、おおよその査定額を算出するサービスです。マンションの情報を入力すると、瞬時に査定額が表示されるほか、不動産会社に個人情報が渡ることもありません。

AI査定はマンション査定の中でも最も手軽な査定方法ですが、人の手を介さないマンション査定で精度は低い査定方法です。

マンション査定サイトを利用するときの注意点

マンション査定サイトを利用するときの注意点を解説します。初めてマンション査定サイトを利用する人は必ず覚えておいてください。

必ず査定額で売却できるわけではない

マンション査定サイトを利用すれば多くの不動産会社が査定してくれます。

かなり魅力的な査定額を提示してくる不動産会社もあります。

査定額はあくまで不動産会社の判断で設定しているだけなので、必ずしも査定額で売却できるわけではありません。

一括査定サイトでは特に、他社と差別化を図るために、やや高めに査定額を出す不動産会社も多いため、注意しましょう。

相場価格を把握しておく

マンション査定サイトを利用するときは、自分でも相場価格を把握しておきましょう。全く無知な状態だと査定額を提示されても適正な価格かどうかが判断できないためです。

知識がないと知られると、不動産会社に足元を見られる可能性もあります。

事前に査定シミュレーションやレインズマーケットインフォメーションなどを利用して調べておくとよいでしょう。スムーズにマンション売却を成功させるためには、適切な売出し価格を設定する必要があるため、必ず把握しておきましょう。

営業電話が殺到する可能性が高い

一括査定サイトから査定依頼すると、一度に複数の不動産会社へ情報が行くため営業電話が殺到する可能性が高いです。

「査定は依頼したいけど営業電話がかかってくるのは嫌だ」という人は、査定を依頼するときにあらかじめ備考欄へ「営業電話は対応できません、まずはメールから」と記載しておくとよいでしょう。

それでも100%営業電話がかかってこないわけではないため、対応可能時間なども設定しておくとよいでしょう。

個人情報の入力が必要なサイトが多い

マンションの一括査定サイトでは、不動産会社に机上査定を依頼する過程で、個人情報を入力する必要があります。万が一、個人情報が悪徳不動産会社に流れてしまうと、一括査定を依頼した不動産会社以外からも連絡がある可能性も考えられます。

個人情報の扱いや、悪徳業者に対する対応方法がしっかりと明記されているサイトを選びましょう。

マンション査定サイトのQ&A

マンションの査定で高く査定されるポイントはなんですか？

マンションの査定価格は、以下の要素によって大きく影響を受けます。

1. 立地
   マンションの立地は査定価格に大きな影響を与えます。都心部や交通の便が良い場所にあるマンションは、地方や交通の不便な場所にあるマンションよりも高く評価されます。
2. 築年数と状態
   新しいマンションや良い状態のマンションは、古いまたは状態の悪いマンションよりも高く評価されます。また、大規模修繕が行われたばかりのマンションも価値が上がることがあります。
3. 間取りと面積
   間取りや面積も査定価格に影響を与えます。一般的に、広い面積や人気の間取り（例えば、2LDKや3LDK）のマンションは高く評価されます。
4. 設備と仕様
   キッチン、バスルーム、エアコンなどの設備や、フローリング、カーペットなどの仕様が新しく、高品質であればあるほど、査定価格は上がります。
5. マンションの管理状況
   管理会社の評価、管理費や修繕積立金の滞納状況、共有部分の維持管理状況、大規模修繕の計画等も査定に影響します。
6. 周辺環境
   静かな住環境、公園や学校への近さ、スーパーやコンビニ等の商業施設の便利さなど周辺環境も査定価格に影響します。

これらの要素を改善することで、マンションの査定価格を上げることができます。ただし、立地や築年数など、一部の要素は個々の所有者がコントロールできないため、それらを考慮に入れてマンションを購入することが重要です。

マンション査定で失敗しないためにはどのような注意点がありますか？

マンションの査定において失敗しないためには、以下のような点を注意してください。

1. リサーチ
   自身が所有するマンションの価値を知るためには、周囲の不動産価格の調査が重要です。同じような物件がどの程度の価格で売られているのかを知ることで、自分の物件の適正価格を見極めることができます。
2. 複数の査定を依頼
   一つの業者だけに査定を依頼せず、複数の不動産業者に査定を依頼することが重要です。これにより、一般的な市場価格の範囲を把握することができます。
3. 資格を持つ不動産業者を選ぶ
   不動産鑑定士という資格を持つ業者は、不動産の価値を公正に評価する能力が認められています。このような資格を持つ業者に査定を依頼すると、より信頼性のある査定結果を得られます。
4. 物件の状態を改善する
   物件が清潔で整然としている方が査定価格は上がります。必要な修繕は行い、物件を整理整頓してから査定に臨むことをおすすめします。
5. 時期を考慮する
   不動産市場は季節によっても変動します。一般的に春先が不動産市場が活発になる時期で、この時期に物件を売り出すことで高価格を期待できることがあります。
6. 査定額の根拠を理解する
   査定額がどのように算出されたのかを理解することも重要です。不動産業者から査定額の詳細な説明を求め、納得のいく説明を受けることが大切です。

これらのポイントを押さえることで、マンションの査定における失敗を避けることができるでしょう。

マンション査定の流れを教えてください

マンション査定の一般的な流れは以下の通りです。

1. 依頼と準備
   まずは、不動産会社や不動産鑑定士に査定を依頼します。依頼する際には、マンションの基本情報（所在地、建築年、間取り、面積など）を提供します。また、マンションの管理組合の運営状況、修繕履歴、近隣の開発計画などの情報を集めておくと、より正確な査定が期待できます。
2. 現地調査
   不動産会社や不動産鑑定士がマンションを訪問し、現地調査を行います。これには、建物の構造や設備、間取り、実際の状態、眺望、周辺環境などを評価する作業が含まれます。
3. データ分析
   現地調査の結果とマンションの基本情報、近隣の不動産市況、同じマンション内や近隣の同等物件の取引価格などをもとに、データ分析を行います。
4. 査定価格の算出
   上記の情報と不動産鑑定士の専門的な知識を用いて、マンションの査定価格を算出します。
5. 査定結果の報告
   算出された査定価格とその根拠を、依頼者に報告します。依頼者はこの査定結果をもとに、マンションの売却を決定します。

査定はあくまで参考価格であり、最終的な取引価格は売主と買主の間の交渉により決まります。また、査定価格は市況や物件の状態の変化により変動するため、定期的に査定を依頼することが望ましいです。

マンション査定において、室内の状態は加味されますか？

答えはYESです。室内の状態はマンションの査定価格に大きく影響します。不動産査定は、物件の価値を判断するために多くの要素を考慮に入れますが、室内の状態はその一つです。

以下のような室内の状態が査定価格に影響を与える要素となります。

• 修繕・改修の履歴
  最近リフォームを行った物件は、古い物件よりも価値が上がる可能性があります。また、リフォームの内容や質も評価の対象となります。
• 清潔度
  室内が清潔に保たれている物件は、汚れが目立つ物件よりも査定価格が高くなる可能性があります。
• レイアウト
  室内のレイアウトや間取りが使いやすいと評価される場合、査定価格が上がる可能性があります。
• 損傷
  壁や床、天井などの内装に損傷があると、修繕費用を考慮した上で査定価格が下がる可能性があります。

これらの要素は全て、物件の「市場性」を評価するための要素であり、市場性が高ければ高いほど、査定価格は上がる可能性があります。物件を売却する前に、可能な範囲で清掃や修繕を行うと、査定価格が上がる可能性があります。

マンション査定において、マンションからの眺望は加味されますか？

答えはYESです。マンションの査定において、マンションからの眺望は重要な要素の一つとなります。

良好な眺望は、生活の質を向上させるとともに、マンションの魅力を高める要素です。都市部では特に、ビルや他の高層建築物がない開放的な景色や、自然の風景、水辺などの特別な眺望はプラス評価となることが多いです。

一方で、窓からの眺望が他の建物に遮られている場合や、見晴らしが良くない場合は、査定価格にマイナスの影響を与える可能性があります。

ただし、眺望は個々の物件の特性を反映する要素の一つであるため、その価値は場所や物件のタイプ、市場の状況などにより変動します。そのため、眺望だけが査定価格を決定するわけではなく、他の多くの要素とともに総合的に評価されます。

おすすめのマンション査定サイトまとめ

マンション査定サイトなら一括査定サイトがおすすめです。マンション査定を依頼するときは複数社に依頼するのが基本ですが、一括査定サイトであれば一度の申し込みで複数社の査定を受けられるため手間が省けます。

また、マンション査定サイトを選ぶ時は下記の内容を意識しましょう。

そして、実際にマンション査定サイトを利用するときは下記の内容を覚えておいてください。

マンション査定を依頼するときは一括査定サイトを利用することで、効率よく依頼できます。これからマンション査定を検討している人は、ぜひ一括査定サイトを利用してみてください。