売主の主な役割と責任は以下の通りです。
- 不動産の価格設定
- 売主は不動産の売却価格を決定します。これは市場価値、不動産の状態や特性、周辺環境などを考慮に入れて設定されます。
- 不動産の情報提供
- 売主は買主に対して不動産の詳細情報を提供する義務があります。これには物件の状態、欠陥(瑕疵)、固定資産税の状況などが含まれます。
- 契約の履行
- 売主は契約条項に従って、所有権の譲渡と代金の受領を行います。
- 瑕疵担保責任
- 不動産に欠陥(瑕疵)があった場合、売主は一定期間、その瑕疵に対する責任を負うことがあります。
売主は自分で直接買主を探すこともできますが、多くの場合は不動産業者を通じて買主を探します。不動産業者との関係は媒介契約によって定められ、不動産業者は売主からの依頼に基づいて買主を探し、売買契約の成立を助けます。